最近街で見かけることが多くなった、「自転車通勤」。
電車など公共交通機関を利用せず、新たに自転車通勤を始めた方も多いのではないでしょうか。
しかし、自転車の保険と聞いても「加入しているかどうかそもそもわからない…」という方も多いようです。
そこでこの記事では、自転車保険の基本から簡単に分かりやすく解説します!
自転車保険が義務化される理由とは?努力義務の地域でも必要?
自分の怪我だけじゃない!他人を怪我させたとき1億円の支払いに対応!
通勤や通学、近所へ買い物の際、自転車は便利ですよね。
電車やバスなど人が多く集まる場所を避けている方も多いはず。
そんな時に便利なのが自転車!毎日の生活に取り入れれば、お金もかからず、運動代わりにもなるので健康にも良いです。
しかし突然の自転車事故で1億以上の支払いが必要なんてことも!
そんな時に必須なのが自転車保険です!
簡単に利用できるからこそ見落としがちなのが自転車の保険について、実際にどんな時に使えるのか見てみましょう。
自転車事故で保険が必要になる例
小学生が自転車事故の加害者となり、9,521万円の支払いを命じられた事例
男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。(神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決)
出典:損保協会 https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jitensya/
ペットボトルを片手に自転車走行中の男性が加害者となり、6,779万円の支払いを命じられた事例
男性が夕方、ペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさず走行し交差点に進入、横断歩道を横断中の女性(38歳)と衝突。女性は脳挫傷等で3日後に死亡した。(東京地方裁判所、平成15(2003)年9月30日判決)
出典:損保協会 https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jitensya/
自転車事故の加害者で困らないために自転車保険が必要!
自転車を日常で使っていて事故を起こしてしまったとき、何千万のお金を突然請求され困らないためにも、自転車保険で備えておく必要がありますね。
近年ではそうした現状を踏まえ、各都道府県の自治体が「義務化」や「努力義務」として、自転車保険の加入を推奨しています。
しかし、自分の住んでいる地域にかかわらず、自転車事故の賠償額は1億円近くなる可能性はあります。
自転車保険へ加入するようにしましょう。
義務化された自転車保険に入るためにまず火災保険などのオプションの確認を!
自転車保険は「個人賠償責任保険」と「(何かしらの)損害保険」とをセットで加入することができます。
一般的に加入できる保険はこちら↓
- 自動車保険
- 火災保険
- 傷害保険
- クレジットカード
- TSマーク
自動車保険や火災保険の特約(オプション)として加入していたり、コープ共済や県民共済などリーズナブルに加入出来るものもあります。
各自治体の加入推奨に伴い、東京海上日動やソニー損保など大手損害保険会社の商品以外にも、ドコモ自転車保険・AU損保自転車保険などの「自転車保険」を扱っている商品も多いです。
自転車購入時に添付可能なTSマークにも個人賠償責任保険がありますが期限切れに注意が必要!
エポスカードや楽天カードなど、クレジットにオプションとして自転車保険を追加することも可能なので、不安な方はまず追加がおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 自転車事故の加害者で困らないために自転車保険が必要!
- 自転車事故で1億以上の支払いが必要になる可能性がある!
- 火災保険などのオプションの確認を!
カードロードバイク等の通勤はもちろん、お子さんの通学や日常使いにマストな自転車だからこそ、しっかりと確認の上、継続して加入して安心して自転車に乗りたいですね!
加入の義務化が定められていない地域でも、リスクに備えて自転車保険に加入しましょう。
自転車保険を安くお得に入るための全てを解説↓
【保存版】おすすめ自転車保険の攻略法【超シンプル:たった2つの法則】
自転車保険(個人賠償責任保険)の活用事例まとめ↓
【衝撃】iPhoneもswitchも!壊れた時の弁償・修理代なし【やり方解説】