- 免許不要の電動キックボードに乗ってみたい
- 特定小型原動機付自転車に興味があるけど、正規の商品を調べても分からない
- 通勤・通学に電動自転車を使いたいけど、違法で捕まりそうで怖い
そんな方に向けて、「安心・安全」に楽しめる電動キックボード(特定小型原動機付自転車)をランキング形式で紹介します。
国の認定基準に適合した車両の中から、自分に合った電動キックボードを選ぶことで、
- 車の渋滞
- 電車やバスなどの時間の制限
から解放され、ちょっとした買い物などの移動だけでなく、通勤や通学、キャンプや旅行などでも楽しむことができます。
しかし、注意したいのが「違法な車両」で道路(公道)を走行しない、こと。
もし日本の法律上、認められない状態の車両(自転車)で道路を走ると、捕まってしまいます。
そうならないために、当ページでは
国から認められた基準に当てはまる車両(自転車)であること
を最低条件として、その中から「コスト・機能」面を比較し、ランキングとしました。
出典:国土交通省ウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000058.html#:~:text=%E9%81%93%E8%B7%AF%E9%81%8B%E9%80%81%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%AE%E4%BF%9D%E5%AE%89,%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%81%A8%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
「保安基準適合性等が確認された特定小型原動機付自転車の型式」(国土交通省) (当該ページのURL)を加工して作成
国土交通省の性能等確認制度にて審査済、
保安基準適合性等を確認できた特定小型原動機付自転車の型式「51」車両
おすすめランキング
安全性・お勧め度★★★★★ | 型式(商品名) |
---|---|
1位 | RICHBIT ES1 Pro |
2位 | MF EKRSA01RW |
3位 | AINOHOT S07 |
4位 | FIIDO-Q1S |
5位 | KICK ZONE WZ-KICK01-BK |
ランキングの基準について
各メーカーの売れ筋上位・人気の電動キックボードの中から、国土交通省が性能等確認制度にて審査し、保安基準適合性等を確認できた特定小型原動機付自転車の型式のみをピックアップしました。
その上で、以下の2点を大きな材料にランク付けています。
①気軽に乗りたい⇒コスパ重視派
②安全に乗りたい⇒品質重視派
口コミ・レビューや、商品情報とともにランキング形式でご紹介します。
必要装備のない電動キックボードや、走行にあったっての注意・案内が不足するような販売店舗も多く見受けられる中で、「安全に」電動キックボードを楽しむことのできるよう、参考にしてください。
比較のポイント
1 価格
「電動キックボード」と販売店舗が謳っている商品の相場は5万~20万前後。
そのうち、2024.2時点での「保安基準適合性等が確認された特定小型原動機付自転車」(免許不要で公道を走れる電動キックボード)で、
最安は「RICHBIT ES1 Pro」で69,800円。
機能(重量)ともに、走行時の安定性を求めると高価格なイメージです。
2 品質
走行時のパワーや、機能面を考慮。安価なタイプは高価格帯と比較するとどうしてもパワーに弱さがでてくる様子。
そのため、基本的に、電動キックボードは坂道走行は苦手。
近場の平坦な道、舗装された道路をメインに走行することを想定するとギャップが出ることを回避できるかも。
もし、長距離・自転車並みのスピード感をしっかり感じたいのであれば、
タイヤの安定性やサスペンション装置等の装備を要チェック。
サドル付きやサスペンション付きを選ぶと、凹凸のある道路でも比較的安定した走りを期待できそう。
「軽くて持ち運びやすい」を重視電動キックボードは、サスペンションを搭載ないこともあるので注意が必要です。
通勤や長距離で使用予定だと、走行時の衝撃が「手が痛い」「段差で転んだ」等の事故につながる恐れも。
気軽に安全に電動キックボードに乗ってみたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
道路の凹凸を車体に伝えないための装置。(タイヤとボディの間に位置して車を支える)。
乗り心地の良さを求めるなら確認しておきたいポイント。
ただし、サスペンションがつくことで重量増&部品費用UPのため、
安価なタイプ、コンパクト・持ち運びタイプには装備してないパターンもあり。
長距離の通勤や遠出を電動キックボードで楽しみたい方は、安価なタイプよりも長期的に見ると15万以上~の価格帯から選ぶのがベター。
初心者のエントリーモデル、まずは手軽に乗ってみたい、という方には間違いなく「RICHBIT ES1 Pro」がおすすめ。
RICHBIT ES1 Pro | MF EKRSA01RW | AINOHOT S07 | FIIDO-Q1S | KICK ZONE WZ-KICK01-BK | |
---|---|---|---|---|---|
品質 | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
価格帯 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★ | ★★ |
売れ筋ランキング※1 | 1位 | 4位 | 3位 | 9位 | 14位 |
価格※2 | 69,800円 | 79,800円 | 118,000円 | 208,780円 | 168,000円 |
※2:2/17時点楽天市場内での価格
*価格につきましては、キャンペーン等にて変更なる場合あります。
【1位】特定小型原動機付自転車ランキング 【RICHBIT ES1 Pro】
【RICHBIT ES1 Pro】おすすめポイント
とにかく最高のコスパ
保安基準を満たした電動キックボードの中で、価格は69,800円(税込)とお手頃価格。
高コスパな初心者向けモデルではあるものの、歩道モードあり、フロントにサスペンション搭載で、
コストパフォーマンスが高いのが特徴。
国土交通省の保安基準を満たした電動キックボード(特定小型原動機付自転車)は2種類あります。
①歩道モードあり
②歩道モードなし
歩道を走る事が出来るのは、「歩道モードあり」の電動キックボードのみです。
歩道モードでの歩道の走り方
- 最高速度表示灯を点滅(時速6キロメートル以下での走行)
- 歩道モードありタイプは、歩道モードへ切り替えることで、「普通自転車等及び歩行者等専用」の道路標識等が設置されている歩道に限り、歩道走行可。
詳しくは⇒「特定小型原動機付自転車(電動キックボード等)に関する交通ルール等について」https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/electric_mobility/electric_kickboard.html
- 折りたたみ可能
- 家庭用コンセントにてフル充電まで約4時間
- 段差に強い前輪サスペンション
- 道が悪いと振動・揺れを強く感じる
- バッテリーは取り外しできない ⇒充電はコンセント付近まで車体を持っていく必要がある
- バイク仕様だからしょうがないが、緑色のライトが好みではない
◎オプションで高さ調整可能なサドルや荷物をかけられるフックなどのオプションアイテムも用意あり
2023/12/12 公式HPより↓
https://ali-jp.com/news/es1-seat/
【オプション:サドル】電動キックボード RICHBIT ES1 Pro 専用 ¥8,800↓
https://www.jpstars.shop/shopdetail/000000000457/
- 初めて電動キックボードに乗る方
- とにかく気軽に、乗ってみたい方
- 自宅近所や目的地付近に坂道がある方
- アップダウンの激しい道を走行したい方
【2位】特定小型原動機付自転車ランキング【MF EKRSA01RW】
【MF EKRSA01RW】おすすめポイント
コスパ◎ & 原付相当の前照灯・ウインカーで安全性◎
RICHBIT ES1 Proの価格帯69,800円には届かないものの、価格79,800円とこちらもお手頃価格。
レビュー等を確認すると、塗装のない道路や段差、坂道でのパワー不足を指摘する声が多かった。
一方で、近所のみの移動や、近距離の走行に関していえば、値段に対しての満足度が高いことがうかがえた。
- 原付相当の前照灯・ウインカー⇒夜間でも安全
- 折りたたみ可⇒持ち運び可
- 近所の移動で使用する分には十分
- ガタついたアスファルトの道路では車体が揺れる
- 段差を通る時、振動が直で伝わって安定しない
- 坂道は走れない
◎ダイワサイクルおよびダイワサイクルSTYLE全国に123店舗で持ち込み修理可能
◎歩道モード有
- 気軽に始められるエントリーモデルをお探しの方
- 長距離の通勤・通学、買い物に使いたい方
- 移動ルート内に坂道がある方
【3位】特定小型原動機付自転車ランキング【AINOHOT S07】
【AINOHOT S07】おすすめポイント
安定性が◎
価格118,000円。ハイスペック・高価格な価格帯には入らないものの、10万円代~に入るため、格安感はなし。
重量感が上位車両よりあるため、安定感を求める方に◎
坂道は、上ることはできるが、パワー不足を感じる声もあり。急な坂道には向かない模様。
折りたたんで「16.5kg」、販売店のキャッチコピーでは「女性でも利用しやすい!」とあったが、
レビュー等では、「重い」の声もあり。
- 組み立てが簡単
- バッテリー取り外し可なので、屋内で充電できる
- 他の特定小型キックボードと比較すると重いが、その分安定している
- 折りたためるが、重いので、持ち運びは大変
- バッテリーが前方にあるため、重心が前よりでバランスが偏っている
- 坂道を上る際、速度が落ちる
◎歩道モードあり
- あくまで近距離の移動で手軽に電動モペットを使ってみたい方向け
- 10万円以上の高価格スペック!を期待すると、落胆かも
【4位】特定小型原動機付自転車ランキング【FIIDO-Q1S】
【FIIDO-Q1S】おすすめポイント
バイク型・座って進むタイプ
208,780円、バイク型で見た目はバイク・自転車のかたち。
特定小型原動機付自転車の数少ないバイク型。まさに免許不要でバイクに乗れる、を体現できる車両。
- 坂道を減速せずに登れる
- サスペンションがあるので、衝撃少ない
- 荷物入れあり
- 防犯機能つき(警告音あり)
- 値段が高い
- バッテリーの取り外しができない
- バイクとしての操作が必要な車両なので、初心者はアクセル操作に少し練習が必要かも。
- 座って移動出来る電動モペットを使ってみたい人
- 立ち乗りで不安定な電動キックボードに抵抗がある人
- 玄関先にコンセントがない人、充電の際、コンセント位置まで運ぶことが出来ない人
- 時速20キロ以上で移動したい人(同価格帯で速さを求めるなら普通のバイクがおすすめ)
【5位】特定小型原動機付自転車ランキング【KICK ZONE WZ-KICK01-BK】
【KICK ZONE WZ-KICK01-BK】おすすめポイント
自転車感覚で乗れるサドル付き
価格は168,000円、
電動キックボードに、サドルが取り付けられたような形。
大き目なタイヤで走行時の安定性もポイント。
- バッテリー取り外し可能
- 後輪駆動&足回りのサスペンションで安定性あり
- 10インチのタイヤで安定性あり
販売間もないこともあってか、口コミ・レビューともに、プレス・PR情報以外の内容を確認することができませんでした。
◎歩道モードあり。
迷ったらおすすめなのは【RICHBIT ES1 Pro】
初めての電動キックボードにおすすめな【RICHBIT ES1 Pro】
人気、コスパともに満足度の高かったのは【RICHBIT ES1 Pro】の電動キックボード。
注意したいのは、坂道やデコボコ道には向かない&雨天時や段差などの走行はおすすめできないところ。
間違って、装備不十分な電動キックボードを選んで、違法で逮捕!なんてケースに陥らないためにも、
どうやって選べば良いのか、
ネットに多く点在する電動キックボードから何を基準に選べば良いかを
当ページよりしっかり確認し、
安全基準の守られた製品・販売店の電動キックボードを楽しんでみて下さい。