「ちょっと地図を見ただけなのに…」
「信号待ちでLINEを返しただけなのに…」
そんな言い訳が、2026年4月から通用しなくなります。
そう、「青切符(交通反則通告制度)」の導入です。
これまでは警察官に止められても「気をつけてね〜」というイエローカードで済むことが多かったのですが、
これからは違います。
ピッ!
と青切符⇒反則金の支払いが発生。。。。
中でも一番身近で狙われそうなのが「ながらスマホ」。
今回はこの青切符制度であなたのお財布を守るために!
「どこからがアウト?」
「スマホホルダーならいいの?」
といった疑問を、分かりやすく解説していきます!
反則金12,000円の衝撃!
まず、一番気になる「お値段」の話から。
ながらスマホで青切符を切られた場合の反則金は、12,000円です。
自転車を運転するときは、携帯電話・スマートフォン等を使って通話したり、表示された画像を注視することが禁止されています(法第71条第5号の5)。
携帯電話・スマートフォン等を使用して、実際に事故を起こしたり、歩行者の通行を妨害したりするなどして、実際に交通の危険を生じさせたときは、携帯電話使用等(交通の危険)として、1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金が科されます。
また、手に保持して通話したときや、手に保持して画面を注視したときも、携帯電話使用等(保持)(反則行為)として、反則金(1万2,000円)の対象となります。これは自転車の反則金中で最も高額となっています。
出典:「自転車を安全・安心に利用するために ー自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入ー【自転車ルールブック】」P46 (警察庁)(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/portal/pdf/guide_traffic-rules.pdf)
「えっ、高っ!」と思いましたよね?
なぜながらスマホの罰金がこれほど高いのか?
理由は単純。
「事故に直結するから」
スマホに気を取られて歩行者にドカンとぶつかる事故が後を絶ちません。
「ながらスマホの自転車運転をどうにか減らしたい!」
というこの青切符制度の意図があるように感じます。
1万2千円自由に使えるお金があったら、いったい何ができるでしょうか。。。
ほんの一瞬スマホ触ってただけ!
そのわずかな間に1万2千円失うなんて。。。。。
「手に持つ」だけでアウト?具体的なNG基準を徹底解説!
「画面を見てなきゃセーフでしょ?」なんてわけにはいかないのですこれが。
スマホを手にもって自転車を運転している
スマホで通話して自転車を走行している
↑これは明らかに違反だな、ダメっぽいな、ってのが分かりやすいですよね。
ちょっとわかりにくいのが
「スマホを見ていたらアウト」
ってところ。
スマホを見るってどれくらい?ってのが、
〇秒ならOKです!
〇秒はアウトです!
なんて明確に「スマホをみるNGな時間」が発表されてるわけではないんです。
がおそらく世間一般的に言われているのが「2秒見てたら確実にアウト」なんじゃないか説。
っていうのも
警視庁HPでの「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用」ページにて
ながらスマホだめだよ~~~って解説があるのですが
その同ページ内で
「自動車が2秒間に進む距離」の事故を起こす可能性について
警察が取り締まりますよ!って説明の前に記載されてるんです。
自動車が2秒間に進む距離
下の表は、自動車が2秒間に進む距離を示したものです(運転者が画像を見ることにより危険を感じる時間は運転環境により異なりますが、各種の研究報告によれば、2秒以上見ると運転者が危険を感じるという点では一致しています。)。
時速60キロで走行した場合、2秒間で約33.3メートル(注)進みます。
その間に歩行者が道路を横断したり、前の車が渋滞などで停止していたら事故を起こしてしまう可能性があります。
出典:「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用」 (警察庁)
(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html)
つまり、
チラっと視界に入れる程度スマホを視野に入れるのであれば取り締まりの可能性は低そうですが
まじまじとスマホを2秒以上見続けている状況
ってのは青切符制度で違反対象、罰金となる可能性が高いようです。
- スマホを「持つ」はアウト
スマホを手に持っている時点で「保持」とみなされます。
通話しながらの片手運転(スピーカーモードでもダメ!)
スマホを握りしめてハンドルを握っている
これ、全部アウトです。 - スマホを「見る」2秒以上は危険!
自転車走行中に「画面を見ていた」と判断される基準は、
「2秒」以上が目安とされそうです。
2秒って聞くと一瞬に感じそうな長さですが
時速20kmで走っている自転車は、約11メートル
時速60キロで走ると、約33.3メートル
進むらしい。。。結構長いですよね。 - 信号待ちはセーフ?⇒確実に止まっていればOK
基本的に「自転車が完全に止まっている状態」なら操作自体は違反になりません。
注意が必要なのは
「青信号になったのに気づかずスマホを見ていて、慌てて漕ぎ出した」
なんて瞬間です。
改めて、
青切符の取り締まりで
ジャッジされるポイントは、
「手の動き」
と
「視線」
だってことを覚えておいた方が良さそうです。
運転中のながらスマホ
スマートフォンなどを手で保持して、自転車に乗りながら通話する行為、画面を注視する行為が新たに禁止され、罰則の対象となりました。ただし、停止中の操作は対象外です。
出典:「自転車交通安全」 (警察庁)
(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/cycle_kaisei.html#:~:text=%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B,%E6%93%8D%E4%BD%9C%E3%81%AF%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E5%A4%96%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82)
「スマホホルダー」は案外グレー?
ここまでの解説を読んでみて
スマホを2秒「見ていたら」違反になる
2秒~見てたら危ないのね、って感覚があると
スマホホルダー使ってるから、絶対安全だよね!
とも言い切れないことがお分かりいただけるかと思います。
つまり
ハンドルに固定すれば良いでしょ!
ってことではなく
スマホホルダーを使っていても
使ってなくても
「スマホを眺めていたら」NGってこと。
だから、スマホホルダーで固定して手に持ってなくても
自転車乗りながら、スマホをじ~~っと見ていたら
それはスマホを「注視(見ている)」と取り締まりでジャッジされてしまいます。
- 自転車の停止中にスマホを確認
地図・ルートの確認は、一度止まってから。 - 自転車走行中は、「スマホ画面が見えない」が安全
スマホ画面が少しでも視界に入る位置にある状態、は危ない状態!
スマホを自転車用のスマホホルダーへセットして
運転中は「スマホを見ないように」注意していたとしても
- ラインの通知がきたり
- 電話の着信があったり
- (人通りも車も無くて安全!と感じて)ついつい画面をチラチラ見てしまったり
しちゃいますよね。
見える位置に、視界の中にスマホがある時点で
見ちゃうと思うんですよ。
「視界を遮らない位置にスマホホルダーがあるならOK」との商品も多くあるのですが
筆者としては
自転車走行中は、「スマホ画面が見えない」 状態
がベスト、な見解かと思っています。
1秒なのか、2秒なのか
画面を見た、見てない、
なんてどのようにジャッジされるか自転車乗ってる側としては不確かですよね。
自転車運転中の視界にスマホ画面がある時点で、
「今見てたよね?」
と言われかねないですし、
絶対見ていない、証拠を出しようがない。
ので、もしどうしても自転車とスマホをくっつけておきたい!
な願望が強い場合は、
「走行中は完全にスマホ画面を覆う」環境が出来れば
ふと呼び止められた時、
「画面みてませんよ!」と断言できるかと思います。
自転車停止で、すぐ画面を見る⇒走りだしたら画面を隠す、利便性◎
絶対に違反からは逃れたい!という方は↓
※タッチパネルで操作できる状態にセットしてしまうと、違反のリスク高まるので注意
もし事故を起こしたら…「青」じゃなくて「赤」になる恐怖
ここまでは「青切符(1.2万円払えば終わり)」の話でしたが、
もしスマホを触っていて
誰かに怪我をさせたら、話は一気にホラーに。。。
その瞬間に切られるのは「赤切符」です。
刑事罰の対象⇒裁判所へ呼び出し
前科がつく⇒罰金刑になれば、立派な「前科」
賠償金が高額⇒スマホ操作中の事故には厳しい判決が出やすく、
過去には数千万円の賠償命令が出たケースも。。。
青切符と突然知らされ
種類が多いよ!
覚えられないよ!
と混乱するところもあるかと思いますが
まず大きな事故にならないためにも
安全な習慣へ変えていく一歩、としてみることが
自分のための大きな安全策かもしれません。
スマホを触るなら「止まってから」が安心・安全!
いかがでしたか?
今まで通り自由に自転車乗れないなんて不便だよ!
と思う気持ちも分かりますが、
1万2千円の出費!!!
事故のリスク!!!
これらを考えると
「スマホは止まってから触る。走る時は前を見る。」
これだけはしっかり頭に入れておいた方が良さそうです。
今までとの変化に慣れないこともあるかと思いますが
ながらスマホは強制終了。
安全に自転車を乗る
安全にスマホを楽しむ
を両立できるように、意識をしていきたいですね。
※2026年4月時点の情報です。最新の施行状況は公式サイトをご確認ください。


